生産者

ワインの個性はブドウ品種やテロワールに左右されますが、生産者の哲学も重要な要素です。たとえば、同じボルドー/ポムロールのメルロー主体でも、シャトー・ペトリュスはコンクリートタンクを用い年間約3万本の少量生産。10年以上の長期熟成が前提の緻密で荘厳なクラシックスタイルを追求します。シャトー・ル・パンは新樽のフレンチオーク小樽を用い、年間7,000本前後と超少量生産。5年目くらいから楽しめる果実味あふれる官能的なモダンスタイルが特徴で、両者の味わいは大きく異なります。
エマニュエル・ルジェ
Emmanuel Rouget(エマニュエル・ルジェ)は、ブルゴーニュ・フラジェ=エシェゾー村を拠点とする名門生産者で、アンリ・ジャイエの甥にあたります。1976年頃からジャイエの引退まで教えを受け、ワインづくりを共にしました。畑の大半と醸造哲学を受け継ぎ、師の流儀を守りながらも自身の感性を加えたワイン造りを実践しています。低収量で完熟した健全な果実のみを収穫し、完全除梗を行ったうえで、低温浸漬により香りと色調を引き出します。発酵は主にコンクリートタンクで自然酵母を用い、新樽比率はヴィンテージに応じて約50〜100%。熟成中の澱引きは最小限に抑え、瓶詰前には濾過を行わず、ピュアで滑らかな果実味と絹のようなタンニンを特徴とするワインを生み出します。アンリ・ジャイエが荒れ地から開墾した0.72haのヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ クロ・パラントゥーから作られる年間3000~3500本のヴォーヌ・ロマネは、DRCの特級畑にも匹敵すると評されるほどの評価を確立しています。

市場参考価格は国内オンラインショップのうち品質に気を配っていると思われるショップ約20店舗の毎月月初の最高値を表示しています。

詳細はhttps://www.wine-searcher.com/average-priceをご確認ください。